■情報委員会企画 「縁」についての座談会 【縁は異なもの味なものの】と申します。 そもそも異性間の関りを表す言葉ではありますが、昨今は「合縁奇縁」 理屈では説明できない縁があるということを、人の力を超えた人と人を 結びつける力として使われています。 転じて、物質的な意味での縁といえば「縁側」に代表される境界の 延長という非常に日本的なしつらえなど、インテリアを生業とする プランナーには大変「縁」の深いキーワードでもあります。 巡り合わせの「縁」は運命を、血縁の「縁」は続柄を、仏教の「縁」は因縁を それぞれが全く違った意味を持ちながら、それでいて日本人の価値観の中に 刷り込まれ、至極当然のようにインテリアのエレメントとして伝統的に 再現される「縁」まさに日本人にとっては「異なもの味なもの」と言えるでしょう。 今回情報委員会では、この「縁」について、成り立ちの視点や空間の視点さらに 構成素材としての視点を交えて、パネル形式で座談会を開催させていただきます。 しかしながら 予定していた3月4日の座談会(下記データ参照)は 新型コロナウィルスの蔓延予防のため延期となりました。 CIP_200304_200224am 延期についてのスケジュールが決まりましたら あらためてご案内申し上げます。 CIP情報委員会 委員長 高須博明